【読書記録】ー 超AI時代の生存戦略
少し古い本ですが、落合陽一さんの超AI時代の生存戦略という本を読みましたので、学んだことを記録しておきます。
タイトルに惹かれて買ってしまったのですが、発売日は2年も前。
AIに関する世の中の流れにようやくキャッチアップ出来てきたなと感じていたのですが、自分の感度の低さを痛感させられます。
もっと情報に対して深く思考していかなくては!!
超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト
- 作者: 落合陽一
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2017/03/18
- メディア: 単行本
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それでは早速、エッセンスをまとめていきます。
AI時代で生き残るためになすべきこと
世の中の変化や技術の進化に対してリスクを考えず、まずトライするようにしたい。
冒頭の反省にもつながるが、変化に抵抗すると行動が遅れ、周りに対して先んじることができなくなる。
デジタル時代は先行者利益がかなり大きい印象があるので、波に乗り遅れないこと。
ホリエモンも言っているが、これからは自分が好きなことをやって生きていく時代。
他の人がやっていない、他の人との差を出す、かつコンテンツになるものは
自分が好きで没頭できること。没頭するからうまくなるし、価値が出る。
何をやるかを戦略的に選んで、それを形にし、SNSで発信する。
マーケティングに対する考え方 ー 売れるものを作るためには
落合さんのマーケティングに関する考え方に共感したので特出しでメモ。
マーケティング能力=テクノロジーのアプリケーション
技術をどう使うか、製品や技術に触れたときにそれを転用できないかを考える。
これができていれば商品に想定顧客、使用シーン、どんな価値を提供できるかが反映され、商品自体がマーケティングをやることになる。不必要な広告を減らせる。
このプロセスを経ずに作った商品はマーケティングをやっても売れない。
価格競争に巻き込まれてしまうので、「誰が欲しい?」「なぜそれが必要?」「どういうストーリーで伝える?」ということは常に考えていなくてはならない。
感想
今から2年も前にこのような指南書が出ていたとは、というのが正直な感想です。
書かれていることは今の自分の認識とほぼ同じでこれを当時に読んでいればもっと早く今取り組んでいるような動きを始められたのだろうと思います。
そういう意味では、情報に対する感度という自分の不足している点を認識させられたのがこの本を読んでの最大の学びですね。
遅れを取り戻すべく、今まで以上に加速して情報のインプット、思考、アウトプットのサイクルを回していき、自分が目指す姿に近づけるよう努力していきたいです。