Linuxコマンドまとめ①
仕事でLinuxを扱うことが増えました。
毎回コマンドが分からず、調べながら仕事をしているので、自分が覚えていないコマンドを中心に使いそうなまとめておくことにします。
基本操作
起動・終了
シャットダウン shutdown -h now
再起動 shutdown -r now
カーソル移動・操作
後方一文字移動 Ctrl + b
前方一文字移動 Ctrl + f
行頭に移動 Ctrl + a
行末に移動 Ctrl + e
画面消去 Ctrl + l
強制終了 Ctrl + c
行頭まで削除 Ctrl + u
最後の入力を復元 Ctrl + y
言語変更
日本語化 LANG=ja.JP.UTF-8
英語化 LANG=C
lsコマンド
現在いるディレクトリのファイルやフォルダを一覧表示
ls [オプション] [ファイル、ディレクトリ名]
ls -a 隠しファイルも含めて表示
ls -l ファイルの詳細まで表示(パーミッションやタイムスタンプなど)
※複数のオプションを同時に適応したい場合、以下の2つの記載のいずれでもOK
ls -a -l
ls -al
mkdirコマンド
ディレクトリを作成
mkdir [オプション] <作成するディレクトリ名>
mkdir -p 深いディレクトリを作る際、途中のディレクトリがなくても一気に作成
touchコマンド
中身が空のファイルを作成
touch <新しいファイル名1> <新しいファイル名2> ...
rmコマンド
ファイル・ディレクトリを削除
rm [オプション] <削除するファイル名1> <削除するファイル名2> ...
※オプションなしの場合、ディレクトリは削除できない
rm -r 再帰的にディレクトリツリーを削除(ディレクトリ削除の場合はコレ)
rm -i 削除前に確認画面を出す
catコマンド
ファイルの表示
cat [オプション] <ファイル名>
cat -n 行番号を表示
cpコマンド
ファイル・ディレクトリをコピー
cp [オプション] <コピー元> ... <コピー先(ディレクトリ/ファイル名)>
※コピー元は複数指定可能
cp -i 上書きを確認
cp -r ディレクトリをコピー(オプションなしでコピーしようとするとエラー)
mvコマンド
ファイルの移動・名前の変更(リネーム)
mv [オプション] <移動元> ... <移動先>
※移動元/移動先共にファイル名の場合、名前の変更となる
cpコマンドとは異なり、オプションなしでディレクトリの移動が可能
mv -i 上書きを確認
lnコマンド
リンクを張る
ln [オプション] <リンク元ファイル名> <リンク名>
ln オプションなし ハードリンク(ファイルに複数の名前を付ける)
ln -s シンボリックリンク(パス名が書かれたショートカット、リンク先が実体)
findコマンド
ディレクトリーツリーからファイルを探す
find <検索開始ディレクトリ> <検索条件> <アクション>
検索条件
-name <ファイル名> ファイル名の大文字小文字を区別する
-iname <ファイル名> ファイル名の大文字小文字を区別しない
※ファイル名に*や?を使用する場合は' '(シングルクォート)をつける
-type ファイルの種類で探す
-type f 通常ファイル
-type d ディレクトリ
-type l シンボリックリンク
-a 複数条件指定 上記検索条件を-aで区切って並べることでAND検索ができる
アクション
-print 検索したパス名を表示(省略可)
--helpオプション
コマンドの使い方が不明な時、--helpをオプションとして実行すると
helpメニューが表示される