Linuxコマンドまとめ⑤ - アーカイブ/圧縮・パッケージ管理
Linux勉強の5回目。今回はアーカイブ/圧縮とパッケージ管理。
ソフト開発を始めて使う機会が多くなったように思います。
忘れないように勉強したことをまとめます。
アーカイブ/圧縮
アーカイブとは・・・複数ファイル・ディレクトリをまとめること(tarコマンド)
圧縮とは・・・ファイルサイズを小さくすること(gzipコマンドなど)
tarコマンド
tar cvf <アーカイブファイル名> <アーカイブ元ファイルパス>
ファイルをアーカイブ
tar tvf <アーカイブファイル名> アーカイブファイルの内容表示
tar xvf <アーカイブファイル名> アーカイブファイルの展開
gzipコマンド
gzip <圧縮元ファイル> ファイルの圧縮
gzip -d <圧縮ファイル名> 圧縮ファイルの展開
tar, gzipの組み合わせ
gzipコマンドを使わずに一度にtar.gzの圧縮ファイルを作る(zオプション)
tar czvf <圧縮ファイル名> <元ファイルパス> tar.gz形式の圧縮ファイル生成
tar xzvf <圧縮ファイル名> tar.gz形式のファイル展開
bzip2コマンド
gzipより圧縮率が高い形式 拡張子はbz2
bzip2 <圧縮元ファイル> ファイルの圧縮
bzip2 -d <圧縮ファイル名> 圧縮ファイルの展開
tar cjvf <圧縮ファイル名> <元ファイルパス> tar.bz2形式の圧縮ファイル生成
tar xjvf <圧縮ファイル名> tar.bz2形式のファイル展開
※さらに高圧縮のxz形式もある tarコマンドのオプションはJ
zipコマンド
アーカイブと圧縮を同時に行うコマンド。windowsでもよく使われる。
sudo apt-get install zip unzip zip, upzipパッケージのインストール
zip -r <圧縮ファイル名> <圧縮対象パス> zipファイルを作成(圧縮)
zipinfo <圧縮ファイル名> zipファイルの中身を確認
unzip <圧縮ファイル名> zipファイルを展開
※パスワードをかけて圧縮する場合 -eオプションを使用
7zコマンド
sudo apt-get install p7zip-full 7zパッケージのインストール
7z l <圧縮ファイル名> 7zファイルに含まれるリストを表示
7z a <圧縮ファイル名> <ディレクトリ> 7zファイルを作成(圧縮)
7z x <圧縮ファイル名> 7zファイルの展開
パッケージ管理
パッケージとはソフトウェアの実行ファイル・ドキュメント・設定ファイル・インストール時に必要なスクリプトなどをまとめてアーカイブしたもの
Debian系のディストリビューションではaptコマンドでパッケージを管理する。
sudo apt-get install <パッケージ名> パッケージのインストール
sudo apt-get remove <パッケージ名> パッケージのアンインストール
sudo apt-get purge <パッケージ名> 設定ファイルも含めたパッケージの削除
dpkg -l インストールされているパッケージの表示